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窓の強化

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家の耐震性で、これまであまり重視されていなかった問題が、窓やリビングなどの大きな開口部の補強である。いわゆる”掃き出し”と呼ばれるサッシがある。このサッシの補強が地震に強い住宅づくりのポイントになるのだ。
掃き出しとは、まさに床から外にホウキでゴミを掃き出すことができるサッシをいうが、最近は、背が高く天井に近いところから開口するケースが多い。これは構造的にはかなり無理を強いている格好になっている。にもかかわらず、従来の方法ではその窓の取り付け部分にある梁はあまりサイズの大きいものは使われていなかった。
また、窓そのものも単に”窓うけ”の細い部材で留められていることが多い。しかし、これでは住宅の耐震性はかなり落ちる。そこで大きなサッシがくる部分には、図のように、窓の両袖に柱を設け、その柱に直にサッシが取り付けられるようにすれば強度は高まる。
さらに、この両サイドは壁とし、筋交いが窓そのものを支えられるようにしたい。梁とサッシとの間は、サッシの大きさにもよるが、例えば3メートル60センチのサッシなら、梁の背が24センチほどの角材を使いたい。窓を支える上枠は、60×105の太さか、105角ほどの材料を使い、梁から順に支え柱、これをいわゆる”下がり壁”というが、小柱で取り付けるようにすれば強度はさらに高められる。
こうすれば、地震の際に、窓のところで家が大きく歪んだり、窓が原因で破壊が始まったりはしなくなる。極力窓と窓との間に壁を設け、今まであまり必要とされていなかった窓の上部の”受け”をベニヤ板張りにすると、家全体の歪みが少なくなる。

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軸組3

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これでほとんど軸組のパワーが発揮されるわけであるが、この辺は建築基準法で決められている筋交い計算、筋交いの壁量計算式を見ても、現行ではあまりにも規定が緩やかであることがわかる。
たぶん、今度のことで筋交いに関しては相当強化されることになると思うが、従来のような板状の筋交いを倍の厚さにする、または柱と同じ太さにすることでどれくらいのコスト高になるかというと、30坪くらいなら、せいぜい10万円ぐらいのコストアップですむのである。
また、ツーバイフォーやパネルエ法の家が地震に強かったということは、バルーンエ法(太鼓ばり)の良さにもあったようだ。そこで、完壁なほどの筋交いの入った家に、さらに外壁の厚さを9ミリ~12ミリのコンパネ(耐水ベニア)で、全面的に接着剤や釘打ちで留めてみたらどうだろう。
気密性が高くなるばかりか、この薄いベニアがさらに筋交いの役目を果すのである。現に、壁量計算ではこのベニア一枚を張ることによって、筋交いを省いても良いとされているほどだから、その効果のほどがうかがわれる。
外側だけでなく室内側も、このベニア板、またはプラスターボード(石膏ボード)などで、同じように面として打ち上げればさらに強くなる。この壁面の外に、サイディングボード、スレート板などを打てば防火性もアップする。
こういう構造であれば、大きな揺れで外壁のモルタルがはげ落ちるということも防げるし、従来通りモルタル(正式にはメタルラスモルタル)で防御するということも可能である。モルタルがつきやすいように全面を網で張るわけだが、その網を全面的にこのベニアに釘打ちできるから効果的である。
これで、完壁に外壁が箱になったということになる。
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軸組2

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住みやすさを損なわずに伝統木造の良さを活かしながら、どう地震に強くするかということであるが、これは結論から言えば筋交いの入れ方にほかならない。
実際、倒壊している家を見ると、筋交いは入っているものの、柱の6分の1ぐらいの板のような筋交いがお情け程度についているというケースが多かった。
筆者の事務所では、こうした薄い筋交いは使っていない。どんなに細くても、柱の半割り、もしくはクロス(×状)に入れるようにしている。とくに建物のコーナーの壁にはそうした方が好ましいし、リビングの窓のように左右大きな窓を付けるときには、両袖の壁にしっかりした筋交いを入れることが大切である。
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窓だらけで壁のない家、それがわが国の伝統的な住まいであったのだから、ここでは筋交いを入れるために多少壁面が多くなることは、我慢しなければならない。壁という壁には筋交いを入れるだけ入れるというのが地震に強い家の絶対条件である。
それでも、もっと太陽を一杯に室内に取り入れたいという場合は、×状の筋交いを化粧(見栄えよく)にして、そこにガラスを入れるようにする。そうすれば太陽光を室内に取り込める。さらに筋交いの入った壁は1,2階とも同じ位置にあることが望ましい。

また,北畠(1992)は大阪市における公営・公団住宅の立地と室構成を分析したが,制度上の考察があまりなされておらず,資料の吟味など山田(1993)による厳しい批判がなされた。

軸組1

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元来、筆者は「在来工法」という言葉があまり好きではない。新幹線が当たり前の今日、在来線は古いとか近代的ではないといったイメージが強いからである。誰が考えたか知らないが、「在来工法」という言い方は、伝統木造の愛好者にとってかなりの侮辱といえよう。
とくに阪神・淡路大震災では、軽いプレハブやツーバイフォーが生き残り、在来工法の木造が多く倒れたとか、木造住宅は地震に勝てなかったというような誤った報道をした新聞も見られたが、日本の住宅の8割以上は木造の家なのである。木造でもていねいにつくられたものや、新しい構造基準に従ってつくられたものは、ほとんど倒壊を免れていたのだから、相対的に数の多い木造の被害を云々することは間違いである。
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伝統的な工法である古い木造家屋も、壁にヒビが入っても倒壊は免れたものが多い。もちろん、かって伝統工法による木造住宅はほとんどが平屋であったのだから、昔の構造基準のままでつくっていれば、むろん大地震には耐えられない。
したがって、新しい構造基準で伝統的な木の住まいの良さをどうするかということをもう少し考える必要がある。

公営住宅の供給に関しては,地理学的からのアプローチはほとんど行われておらず,尾藤(1985)と北畠(1992)による2例があるにすぎない。尾藤
(1985)は,神奈川県における公営住宅の立地が,用地取得の困難さによって次第に駅から遠隔化したことを明らかにした。

土台と柱3

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このとき、コーナーの柱は、コの字型の断面の金物では通すことができない。したがって、少なくとも土台にはクギ止め、柱上部では、ボルト止めが望ましい。いままで、この土台と柱を結ぶというのは、カスガイ程度であったが、今回の地震で、この柱が見事に土台から抜けているケースが多々目立った。
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金物としては、1.6ミリ程のプレート(形としてタンザク)と、下がボルトになって上がタンザクになった”羽子板ボルト”が市販されているが、こうした金物を多く使いたいものである。
また、土台が腐ってはなにもならない。土台から1メートル程の部分に防腐剤を丹念に塗ることが大事である。実際、今回の阪神・淡路大震災でも、建物の経年変化によって、この土台と柱の接合部が相当腐っているケースが数多く見られた。
とくに古い家ほど屋根が重いのに、肝心の足回りがほとんど腐っていたというのが倒壊の大きな原因ともなっていた。白アリなどにやられるケースも多く、こういった家は建っているのがやっとで、転ばないほうが不思議と言ってよい。早急な対策が必要です。

公団住宅居住者に関してはそれらの文献において,公営住宅と比較して所得階層の高い層を対象とした供給がなされ,中流階層に特化した居住者構成になっていることが明らかにされている。

土台と柱2

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ナットもひとつでは木が痩せたり、振動などにより緩んでくる危険性があるので、できればダブルナット、つまり上から締め付けるようなことをして安定させたいものである。この辺は、従来の考えを根本的に変える必要がある。
また、この土台と土台とを”火打ち”に頼るケースもある。先の基礎を”火打ち”状にしているわけだから、この上には同様の”火打ち”を置くのが好ましいのだが、最近金物にとって変わっているケースが多い。
この”火打ち”は、できれば土台と同等のものがよい。なぜなら、木材と木材の面がそれぞれぴったり合わさって均等に力が伝わるからである。こうすれば、今回のように地盤が波打つような巨大な地震のときでもかなり効果を発揮するはずである。
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火打ちまでバラバラになったケースは少ないようだが、驚くべきなのは、この土台の”火打ち”がない建物が多かったことである。
また、土台の上に柱が置かれるわけであるが、土台と基礎がしっかり接合されたなら、できれば柱と土台もしっかり緊結する必要がある。
そのためには、たとえば土台の裏から、コの字型の断面のタンザク金物で固定するという方法もある。

また、建物本体の軸組も最近は工場で仕口をカットするプレカット式のものが多い。これにより柱と梁の接合の精度が向上し、また接合が丸い断面となり、一体感が増すから新築の場合は大いに考慮したいものだ。

土台と柱1

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基礎が完壁にできれば、次は土台である。
この土台は前述の通り、基礎と同じようにべったり建物の壁の下に並ぶものである。アンカーボルトの数が多いほど、施工精度は高くなり、またこの土台と基礎との接合がきちんとできていれば、阪神・淡路大震災のように、直下型の時には極めて有効となる。つまり、家だけが基礎と離れて浮いたり足が抜けて倒壊というようなことからは免れられるのだ。
土台の材料は一般的に桧材が多い。これは桧に含まれる桧オイルが、防腐剤効果を持つということから基礎が腐りにくくなるためだ。さらに、時間が経つにつれて硬度を増していくというメリットに期待するからである。
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太さは、3.5寸角(10.5センチ)が一般的である。これを角々に、”継ぎ手仕口(しぐち)”で固定するわけだが、この基礎やボルトがもろくて土台と基礎が一体でない例が多かった。
やはり土台が肝心、そしてアンカーセットが大切ということになる。
アンカーボルトを締めるときに、通常40ミリ角くらいのワッシャーを使って、ナットを締め付けるが、できれば60ミリ角くらいでなおかつ二ミリくらいの厚さのワッシャーを使いたい。

ひどいときは、地震でなくてもサッシが下がってきて動かなくなることもあるのだ。これだけのつくりであれば、台風のときに風でたわんだりすることもなくなるだろう。
蛇足ながら、鉄筋コンクリートの場合は開口部、つまり窓があるところに必ず鉄筋を斜めに入れなければならないことが建築基準法で規定されている。

基礎2

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基礎の断面を、アルファベットの「Iの字」の形で済ましている例もあるが、できれば”根入れ”の密着しやすい「逆Tの字」の断面にするのが望ましい。
さらに、この基礎を、”火打ち”のようにコーナーを三角に固めるのも効果的である。もしそれができなければ、そこの接合部だけを厚くするということも大切である。また、一般の”束石(つかいし)”を乗せる面は思い切ってべ夕にコンクリートを打って一体感を出すのもひとつの方法だ。これは下からも湿気が上がらず非常に都合がいい。
建築本体である土台と基礎を混同している人がいるが、基礎は地面に埋まっているコンクリートのことである。土台はその上の住宅全体を支えるための、木材の一番下の部位である。この土台を接合するためにアンカーボルトというものを打ち込むわけだが、これはできれば182センチピッチ、つまり一間間隔で打ち込むことが望ましい。アンカーそのもののコストはたいした費用ではないが、これをセットしてコンクリートを打つのに多少手間がかかる。しかし、これによって建物本体との接合が完壁となる。
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また、基礎を”根切り”して埋めるときの注意事項は、地盤が安定している場合は、できればあまり深すぎる根切り(つまり基礎を埋めるために掘ること)を避けるべきだろう。均等に基礎の”ぐり石”を敷くわけだが、この”ぐり石”を10~15センチの厚さにきっちり固めることが肝心である。

基礎1

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筆者の設計では、家の基礎は、平面的に”田の字”あるいは”目の字”、さらに格子状の布基礎をできるだけ多く入れるようにしている。基礎の一体感が強くなるからである。むろん、これは鉄筋入りとする。理想を言えば、まるで小規模の鉄筋コンクリートの小梁のように上下2本ずつの配筋にしたいところだが、なかなかそうもいかない。せめてシングルで上下に配筋することが望ましい。
また、よく風通し用通気口のために、上端筋を切ってしまうことがあるが、これはできれば切らずに通気口をはめ込むのが望ましい。以前”スリーブ式通気口”の実用新案を申請したことがある。図のような楕円形の通気口であるが、鉄筋を切らずに通すことができる。残念ながら、これは未だに普及していない。
対策はたくさんある。自分に合った方法を選ぼう。←ちなみにこちらからは多くの物件を見ることができます。対策を見て参考にしましょう。
従来の通気口は基礎をわざわざ切っていたから、非常に弱い。今度の震災でここから割れた例が多いので、できれば円型に通気口をつくるとよいのであるが、実際はこれがないものだからいちいち大工さんが箱をつくって埋める。この鉄筋の梁を貫くことをスリーブ(袖のような)という。これはビル建築にはあるが、木造ではなかなかない。基礎が一体となって強靭になることは間違いないのだが。

阪神。淡路大震災でも、窓の角のところにヒビが入ったが、壊れることはなかった。この補強鉄筋を必ず入れるようにしたい。しかし、木造に関してはこの鉄筋が入れられないわけだから、壁で補強するということになる。

地盤について

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盛土や、その隣の敷地が下がっているとか道路であるような場合は、ヨウ壁を相当しっかりしたものにする必要がある。よくヨウ壁ブロックなどのようなものを張り付けている造成地があるが、過去の災害でもこうしたョウ壁は崩れやすく、できればもっとしっかりしたものにしたい。
ヨウ壁ブロックは一体性に欠けることがある。土は固めれば、土俵の土のように堅く固まると錯覚している人が多いが、そこから多量の水が流れ込んでいることもある。これではいつになっても安定した固い地盤にはならず、やはり柔らかいものと考えるのが順当だ。
したがって、できれば鉄筋入りのコンクリートョウ壁にするほうが賢明といえよう。巨大な敷地なら別だが、50~60坪の敷地のョウ壁にはそんなに大きなお金はかからない。
また、こうした敷地の端にはあまり大きな木を植えないほうがよい。木が根を張ると敷地は安定するという錯覚を持っている人がいるが、場合によっては家の土台を持ち上げ、ヨウ壁を崩すほどの樹木があるから注意が必要だ。
その他の不動産、リフォームに関する知識や情報は、←こちらからどうぞ。
根が張って地盤が安定するのは竹薮といわれているが、これも実際に竹薮とか、竹薮に近いところの家の地盤を掘ってみると、たしかに根はしっかり張っているが、まるで布団のようなフカフカした地盤になっていることにも注意する必要がある。

窓だけではなくドアも同じである。また、できれば連続した窓を入れるときは、多少見てくれは悪くても、”ブレース”を入れて、ここにガラスをはめ込むという方法を採りたい。